仕事のやりがい

Vol.120
2025.07
事務
勤続年数: 3年4ヶ月

業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を通して

入職以来、施設におけるDXの推進を担当してきました。最初に看護・介護記録のDX化を進めることとなった際、全く異なる業種から入職したこともあり、どのように記録を行っていたのかも分からない状態からのスタートでした。上司から「自分の言葉で説明できるまで理解するように」と指導を受け、ラウンドを重ねて業務を観察し、不明点を1つずつ洗い出し理解に繋げていきました。
業務を進めていく中で、DX化とは職員の負担を軽減できなければ意味がないこと、日々のルーティン業務に落とし込めなければ実用性を持たないということに気付きました。この考えを基に業務内容を整理し、メーカ-の担当者や現場の職員と何度も打ち合わせを行い、マニュアルを作成し研修を経て、入職から12か月でDX化を実現しました。続いて業務日誌やインシデント報告書等のDX化を進めていった結果、理事長賞の受賞に繋がる結果を出すことができました。
現在の目標は、DX化された既存業務にAI活用を組み合わせ、より一層の業務効率化を図っていくことです。ICT技術が進化するたびにDXの可能性は広がり続け、終わりのない取り組みだと感じています。これからも、現場職員の負担軽減と働きやすい環境づくりを支えるため、全力で取り組んでまいります。